セラミドは優れた保湿成分

「セラミド」、化粧品の成分表示でよく目にしますよね。また、テレビコマーシャルなどでも「セラミド配合」という言葉を耳にすることが多くあります。肌にとても大切な成分であることはなんとなく分かるけれど、具体的にどのような成分でどういった働きをするのか、分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

セラミドとは…?

私たちの肌の一番外側には角質層といわれるところがあります。細胞と細胞が重なり合ってできていて、外部の刺激から肌を守ってくれたり、健康な肌を保つためにとても重要な場所です。その細胞同士を繋ぎ止める役割をしているのがセラミドなのです。

このセラミドは優れた保湿成分で、アレルゲンの侵入防止にも役立っており、潤いとハリのある肌を保つためには欠かすことのできない成分といえます。

しかしこのセラミドは、加齢と外部からの刺激によって減少してしまうのです。50代では10才の約50%のセラミドが失われるといわれており、乾燥肌や荒れ肌、老人性乾皮症、また、シワやたるみの原因の一つにもなっています。このため、外部からセラミドを補う必要があるのです。

セラミドを補う

セラミドを補う方法としては、化粧品などで補う方法と、サプリメントや食品から補う方法とがあります。

セラミドには大きく分けて、天然セラミド・植物性セラミド・バイオセラミド・合成セラミド4種類があります。

天然セラミドは動物由来(馬由来のものがほとんど)。使い続けることでセラミドをを増やす働きも期待でき,浸透力も高いのですが、高価。

植物セラミドは、米胚芽(ぬか)やとうもろこし胚芽に含まれており、アレルゲンになりにくい点でも注目されています。タブレットやソフトカプセルなどの健康食品でも摂取することができます。

バイオセラミドは酵母発酵を利用したバイオ技術によって作り出され、天然セラミドと同じくらいの保湿効果があり、値段も天然セラミドと比べて安価。合成セラミドはセラミドに似た化学物質を合成したもので、安価。

化粧品で補う場合は成分表示を確認して、自分にあったセラミドを取り入れるといいですね。

コラーゲンの働きと、欠乏した時の対策

美肌の広告などをドラッグストアの店頭で見ていると「コラーゲン」という言葉をよく見ると思います。それほどコラーゲンは美肌を目指すうえにおいて、非常に重視されている成分なのです。

とはいえ、そのコラーゲンが本当はどういうものなのか、ということはあまり知られていないのも現状です。ここでは、簡単にそのコラーゲンの働きと、それが欠乏した時にはどうなるのか、そしてそれをどう補えばいいのか、について紹介します。

コラーゲンはタンパク質の一種です。人間の組織は、小さな細胞がレンガを積み重ねるように重なり合わさってできています。しかし細胞だけですと、弾力が生まれず、細胞通しがぶつかって傷ついてしまうので、その緩衝材としてコラーゲンが存在します。

これが皮膚の場合、肌の角質細胞の間にコラーゲンが満ちており、それによって、肌の弾力を作り出汁、同時に皮膚が細胞の間から水分が蒸発してしまい、乾燥してしまうのを防いでいるのです。

ですので、コラーゲンが不足すると肌の弾力がなくなって、しわやたるみの原因になり、同時に皮膚から水分が蒸発して乾燥肌になり、肌はどんどん老化してしまうことになります。そして恐ろしいことに、20代のころと比べて50代になると、コラーゲンの量は半分になると言われています。ですので、どんどん加齢が進んでいくというわけです。

ですので、コラーゲンが不足しないように肌をケアしていくことが、アンチエイジングのポイントの一つになります。その方法として一番有効なのは、化粧品としてコラーゲンを皮膚から身体の中に浸透させることですが、ここにも注意点があります。

実はコラーゲンの分子量は非常に大きく、普通であれば皮膚の細胞の隙間から皮膚の中に入ることはできないのです。網戸の網にボールをぶつけても中に入らないのと同じです。それを解消するために、コラーゲンを加工して、大きさを砕き、低分子のコラーゲンにしたうえで化粧品に配合している商品があります。これであれば、確実にコラーゲンが皮膚に浸透しますので、どうせ買うなら低分子コラーゲン配合のものを選ぶのがよいでしょう。